カミソリや毛抜きによる脱毛のメリット・デメリット、美しくいたいなら毛周期に沿って数年かけて脱毛サロンが一番な理由

ひと昔前は、脱毛といえばオシャレに敏感な女性だけがコッソリやっているというイメージでしたが、今は30代の女性なら誰でも1度は脱毛を経験したことがある時代になりました。

私の周りで、脱毛をやっていない人を見つける方が難しいくらいです。

さらに、最近では男性でもエステで脱毛をしています。それどころか、今となってはメンズエステが流行しているくらいです。

昔、美容院で髪を切るのは女性だけでした。しかし、今では当たり前のように男性でも美容院で髪を切ったり、カラーをしたり、パーマをかけています。

同じように、今はエステに通う男性はごく一部かもしれませんが、数年後には、男性がエステでムダ毛を脱毛するのが当たり前の時代になるかもしれません。

こんな脱毛が当たり前の時代になったからこそ、しっかり知っておきたい脱毛に関する基礎知識について説明しています。

毛は人間にとって必要だから生えている

そもそも、なぜ人間には毛が生えているでしょうか?

それは、毛が人間にとって必要だからです。もうちょっと詳しく言うと、人間の身体を守るためです。

たとえば、身体の中で一番毛が多い髪の毛は、「頭」という人間にとって一番重要な部分を守るためにたくさん生えています。また、太陽の強い光から頭皮を保護するという役割もあります。

また、子孫を残すためには生殖活動が必要です。その大切な生殖器の周辺の皮膚が摩擦でこすれ合うことを防ぐために、陰毛が生えています。

マツゲは目にゴミやホコリが入らないように生えていますし、鼻毛も同様の役割があります。

また、毛は生えている場所に問わず、全身の体温調整の補助の役割も担っています。

人間と違って全身を毛で覆われている動物は、まさに体毛が防御や防寒の役割をしています。

このように、毛は生き物にとって必要だから生えているということをまず認識して下さい。何も意味もなく生えているわけではないのです。

人類の進化と共に、美しさを求める余裕が生まれてきた

人類が地球上に誕生した当初、人々は生きることに必死でした。

  • 寒さから身を守るために「身に付けるもの」
  • 飢えから脱するための「食べるもの」
  • 安全に暮らしていくための「住む場所」

これらを手に入れることに命がけでした。つまり、衣食住が全てだったのです。

それが、人類の進化と共に、徐々に他のことを考える余裕が生まれてきました。

その1つが、自分の容姿をより良くみせようとすることです。

そして、時代の変化と共に、美意識に対する認識にも変化が生まれます。

元々、戦前の日本では女性が体毛を剃ったり、抜いたりする習慣はありませんでした。

しかし、戦後、西洋文化が日本に入ってくるにつれ、肌を露出するドレスを着る機会も増え、ワキの毛のお手入れをする人が出てきたのが日本での脱毛の始まりと言われています。

最近では、男性でもムダ毛は美意識に反するものという認識が生まれています。ビジュアル系バンドなどはまさにそうでしょう。

美形男子として有名な歌手のガクトさんは、全身脱毛しているという噂もあります。

時代の変化と共に、価値観や美意識も変わり、むだ毛に対する認識にも少しずつ変化が生まれてきているようです。

エステはクレオパトラの時代からある美容法

世界三大美女の一人として有名なクレオパトラ(7世)。

紀元前1世紀に生きていたエジプトの女王です。

その当時、ローマの侵略から自国エジプトを守るために、美貌を武器に戦い、権力者たちのハートをことごとく鷲掴みにしたクレオパトラ。

そんなクレオパトラは美しくいるために様々な努力をしていたと伝えられています。

たとえば、バラで埋め尽くしたお風呂に入り、自分をバラの香りにしたとか。まさに、バラの香水ですね。でも、これ紀元前の話ですよ。

また、エジプト王家の墓から金の糸が数多く発見されたことから、クレオパトラは金の糸を使って肌にコラーゲンを促して、肌を若返らせていたと言われています。

現代のエステでいう純金泊パックですね。

39歳で亡くなったクレオパトラの肌は15歳の時と変わらなかったという逸話もあるくらいです。

そして、古代エジプトでは脱毛が流行していたと言われています。

クレオパトラもカミソリで剃ったり、砂糖や蜂蜜でつくった脱毛剤でムダ毛を処理していたとか。

つまり、現在、エステで行われているようなことは、すでに紀元前のエジプトでは行われていたんですね。エステはクレオパトラの時代からあったんです。

やはり、今も昔も、女性が美を追究する気持ちは変わらないようですね。

毛が生えたり抜けたりする4つの毛周期(サイクル)

季節に春・夏・秋・冬という四季の4つのサイクルがあるように、毛にも「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」という4つのサイクルがあり、これを「毛周期(もうしゅうき)」と呼びます。

「毛周期」のそれぞれのサイクルを簡単に説明すると次のようになります。

  • 成長初期・・・毛穴に毛が生まれる期間。
  • 成長期・・・毛が成長して伸びてゆく期間。
  • 退行期・・・毛が成長を終え、毛が抜ける期間。
  • 休止期・・・次のサイクルが始まるまでの間、活動を停止している期間。

毛はこの4つのサイクルを繰り返し、新しい毛に生まれ変わっていきます。

毛周期があるので定期的にエステに通うことが必要になる

毛には毛周期というサイクルがあるため、一度に永久脱毛はできません。

針脱毛でもレーザー脱毛でも、「休止期」には毛が活動を停止しているので、ターゲットとなる毛がないからです。

「成長期」の目に見えている毛を脱毛しても、「休止期」に入っている毛穴の処理は終わっていないので、次のサイクルでその毛穴から毛が生えてきます。

また、毛のある場所によっても「休止期」の期間も違います。

だから、エステサロンで脱毛する場合、4つの「毛周期」が1周するまで定期的に通い、何度も脱毛することになります。

たとえば、ワキの毛の脱毛なら2〜3ヶ月ごとに2年間ほど通うことになります。

通う期間はその人の毛の濃さや太さ、密度によって変わってきます。

カミソリで剃る脱毛のメリット

カミソリを使って脱毛するメリットは、安価に簡単に家庭でいつでもムダ毛の処理ができるということです。

だからこそ、誰でも1度はやったことがある自己処理法だと思います。

カミソリで毛を剃るという行為は、脱毛の側面から説明しますと、肌表面に出ている毛を一時的になくすということです。

一時的になくすだけなので、当然、また生えてきます。

人によっては何度もカミソリで剃ることによって、次第に毛が太く濃くなる人もいます。

実際には、太く濃くなっていない場合でも、カミソリは毛を断面でスパッとカットするので、太く濃く見えることもしばしばです。

カミソリで剃る脱毛のデメリット

カミソリは安価に気軽にできる脱毛法ですが、肌表面に出ている毛だけでなく、肌の表皮も削ってしまうので、知らず知らずのうちに肌を傷つけてしまうことがあります。

また、表皮を削ってしまうので、潤いを閉じこめておくことができず、乾燥肌になりやすくなってしまいます。その結果、肌荒れの原因になり得ます。

つまり、カミソリを使って行うムダ毛の脱毛は、肌にやさしくない方法と言うことができます。これが、デメリットです。

カミソリで剃る脱毛の注意点

カミソリを使う際の注意点としては、毛の流れに沿って剃るようにするということです。

毛の流れとは逆方向に逆らって剃ると、カミソリが毛穴を傷つけてしまい、最悪の場合、傷ついた毛穴に細菌が入って化膿することがあるので注意が必要です。

また、できるだけこまめにカミソリの刃を交換するようにしましょう。ここでケチると、あなたの大事な肌を傷つけてしまうことになります。

最後に、カミソリを使った脱毛についてまとめますと、安価に気軽にできる脱毛法ですが、肌のことを考えると、カミソリ脱毛はあまりオススメできる脱毛法ではありません。

これが結論です。

毛抜きを使った脱毛のメリット

毛抜きを使った脱毛のメリットは、まず安価にできるということです。カミソリよりも安価にできます。おそらく、一番安価な脱毛法でしょう。

また、カミソリ同様に、家庭でいつでもムダ毛の処理ができます。

そして、毛の断面をカットするカミソリと比べると、毛抜きは毛を毛根から抜くので、上手に毛根から抜ければ次に生えてくるまでの時間が長く、生えてくる毛も新しい毛先が細い毛になります。

以上が毛抜きのを使った脱毛のメリットです。

毛抜きを使った脱毛のデメリット

毛抜きを使った脱毛のデメリットとして、最初に思い浮かぶことは、1本1本処理していくので時間がかかるということです。非常に根気が必要になる作業と言えるでしょう。

また、痛みがあることもデメリットの1つです。特に、腕や足・ビキニラインといった皮膚が敏感な箇所は強い痛みを伴います。

意外と盲点なのが、利き手ではできない場所の毛抜きです。

つまり、あなたが右利きなら、右腕の毛抜きは左手でする必要があります。これだと、当然、上手にムダ毛を抜くことができません。

また、ワキの下の毛を毛抜きで抜いた経験がある人なら分かると思いますが、ワキの下の皮膚は非常に柔らかいので、毛抜きで毛を引っ張ると、皮膚も一緒に伸展します。

なかには、なかなか抜けない毛もあるので、毛抜きでワキの毛を無理矢理引っ張ると、その毛穴の周辺の皮膚が引っ張られ、毛穴がブツブツとした鳥肌のような状態になってしまったり、毛穴が開いてしまいます。

以上が毛抜きを使った脱毛のデメリットです。

毛抜きを使った脱毛の注意点

毛抜きを使う場合の注意点としては、毛の流れに沿って抜くということです。

特に、ワキの毛やビキニラインの毛は、生えている方向がバラバラです。

毛の生えている方向を確かめずに毛抜きで抜こうとすると、皮膚の下に毛が潜り込んでしまう「埋没毛」と呼ばれる状態になることもあります。

そうならないためにも、毛の流れに沿って抜くことが大切です。

また、お風呂後などの、肌が温まり毛穴が開いた状態でやると抜きやすくなり、痛みを軽減できます。

痛みに耐え、時間をかけて1本1本抜いたとしても、当然ですが、また生えてきます。

がんばって抜いた箇所ほど、また生えてきた時にはがっかりします。

また、カミソリのように直接、肌に刃を充てるわけではないので、肌への悪影響は少ないように感じますが、毛を無理矢理引っ張るという外的な刺激を与えていることには変わりませんので、カミソリ同様に、あまりオススメはできない脱毛法です。

美しくいたいなら毛周期に沿って数年かけて脱毛サロンが一番な理由

以上のように、カミソリや毛抜きは手軽に安くできますが、そのぶん肌の負荷が大きく、また生えてきた時にはまた同じ作業をする必要があり、繰り返すほど肌が痛みます。

人によっては、肌が黒ずんでしまう人もいるくらいです。

長期で考えた場合、また仕上がりの美しさで考えた場合、やはり脱毛サロンでやってもらうのが一番です。

さきほど、毛には生えたり抜けたりを繰り返す「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」という4つの毛周期(サイクル)がある」と説明しましたが、このうち「休止期」では脱毛処理ができません。

そのため、脱毛サロンで一部位の処理をするとしても、2〜3ヶ月ごとに2年ほど店舗に通う必要があります。

全身脱毛ならもっと多くの期間が必要になります。

そのぶん、時間もコストもかかりますが、通っている期間中は美に対する意識が高まり、女性としての魅力をアップできる期間となります。

また、プロにまかせた方が安全にきれいにできますし、やはり美しくいたいなら毛周期に沿って数年かけて脱毛サロンに通うのが一番だと思います。

昔は全身脱毛も高かったですが、現在は比較的お手頃価格な月額制を導入しているサロンもあります。

夏のノースリーブ対策としてワキだけをサロンで脱毛したとしても、その後、必ず他の部位もやりたくものです。

そのため、どうせなら最初から全身脱毛をした方がいいかもしれません。

最後に部位ごとに人気のある脱毛サロンを紹介しますね!

全身
VIO キッズ