数年前に人気になったテレビ番組「魔女たちの22時」で社交ダンスを始めてダイエットに成功した女性が紹介されていました。
以下、番組内容です!
夫のDVで離婚。3人の子どもの養育費ももらえず、超貧乏生活が15年以上つづいているのに30歳年下の男性からモテまくっている55歳の魔女(新井けい子さん 55歳)
子供の頃の夢が「お姫様になって舞踏会で踊る」だった魔女は、結婚したが夫のDVで離婚。
家賃3万円の6帖一間のアパートでシングルマザーとして3人の子供と一緒に暮らしながら、毎日休まず働いていた。
というのも、夫は養育費を払わないどころか、カードローンで借金を630万円も残していったから。
夫が作った借金を返し終わる頃、魔女はすでに50歳になっていた。
体中に脂肪が付き、肌はカサカサ。
鏡を見ると、子供の頃の夢だった「お姫様になって舞踏会で踊る」こととは正反対の人生を歩んできてしまった・・・と思ってしまう。
そんなある日、娘が「社交ダンスを習いたい」と言い出す。
魔女は快諾し、ダンス衣装は内職で覚えたミシンで手作りで作ってあげた。
そして、娘は「お母さんも一緒にやろう!」と、一緒にダンス教室に行くことを勧める。
魔女は娘と一緒に社交ダンスを習うことに・・・。
社交ダンスでモテると勘違い・・・
しかし、魔女は社交ダンスの衣装がとても似合わない太った体型をしていた・・・。
しかも、全く踊れない・・・。
魔女は「私には社交ダンスなんて無理だったんだ。」とあきらめそうになったが、なぜか踊りのできない魔女に「お相手してくれませんか。」と男性たちが次々と手を差し伸べてきた。
魔女は娘に「なんでみんな、こんなデブなおばさんを誘ってくれるのかな?」と尋ねると、娘は「お母さんに魅力があるからだよ!」と答える。
それから、魔女は男性たちが「一緒に踊ってくれませんか?」と誘ってくれるのがうれしくて、教室に通い続けた。
そして、徐々に社交ダンスを踊ることが気持ちよくなってきた。
ただ、男性たちが魔女を誘ってくれるのは、魔女に魅力があったからではなく、それが社交ダンスのマナーだったから・・・。
中世ヨーロッパの貴族社会で生まれた社交ダンスでは、舞踏会に来た女性なら、分け隔てなく平等に手を差し伸べ踊ることが紳士としてのエチケットだった。
つまり、魔女は勘違いしていた・・・。
しかし、この勘違いが魔女にとってプラスの効果を生んだ。
社交ダンスのダイエット効果
魔女が社交ダンス教室に通い続けること6ヶ月。
魔女は50代とはとても思えないスタイルに大変身していた!
実は、社交ダンスは全身の筋肉を使った有酸素系運動。
背筋を伸ばした姿勢は、痩せやすい体質を作る背中の褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)を刺激。
さらに、胸筋を使うことによって、バストケアの効果もある。
ハイヒールでのステップは、足首からふくらはぎを綺麗にシェイプアップ。
後ろに下がるバックステップは、普段あまり使わない股の内側の筋肉を鍛え、下半身痩せに効くと言われている。
つまり、社交ダンスには、女性を美しくするエクササイズの要素がふんだんに含まれていたのだった。